top of page
JEMAI.jpg

メールマガジンバックナンバー(例)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     化学のおしごと(月刊JEMAI) -2021年7月号-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、JEMAI(産業環境管理協会)です。
普段の業務で化学物質管理について疑問があるとき、お力になれるメルマガ。を目指しているメルマガです。

(今月号目次)
1. 今月来月のセミナーご案内
2. 目につく法規制、気になる審議会、省庁発表等(水環境・土壌農薬部会(第2回)
3. 官報ダイジェスト(法律第五十四号 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律)
4. 新連載:PFAS昔ばなし
5. 連載2:SDSの読み方(その2)
6. 新連載:かていチャレンジ(2)
7. 産環協からのお知らせ(おまけつき)
8. 編集後記
-------------------------------------------------------------
本メールは、一般社団法人産業環境管理協会(JEMAI)の化学物質管理に関するセミナー受講や資料のダウンロード等を行っていただきました皆様にお送りしています。
配信先の変更・停止につきましては、お手数をおかけいたしますが「配信不要」または変更先を本メールに返信いただくか、下記アドレス宛てにお送りくださいますようお願い申し上げます。
chemicals@jemai.or.jp
メールアドレスリストの修正は随時行っておりますが、修正が間に合わずに配信不要の御連絡をいただいた方にお送りした場合はご容赦ください。
-------------------------------------------------------------
【1.今月来月のセミナー速報】
まん延防止等重点措置適用/非常事態宣言発出に伴い、対面式の集合セミナー(大阪開催分)につきましては、適用期間中の開催を見合わせます。開催の詳細はHPを確認ください。
☆オンラインセミナー
(オンラインセミナーのツールはZoomを使用します。セキュリティに御不安をお持ちの方は、ZoomアプリケーションをインストールせずにWeb上で御視聴ください)
【基礎講座Ⅰ】製品中の化学物質を管理する基本的な考え方
Ⅰ-2:社内運用、情報伝達編2021年7月20日(火)15:00‐16:30(90分)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/01seihinchu.html
【規制対応Ⅰ-1】1日丸ごと化学物質管理漬け~EUの法規制(REACH/RoHS/CLPを中心に)編~
 2021年7月30日(金)10:00~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/02oneday_eu.html
【規制対応Ⅰ-2】1日丸ごと化学物質管理漬け ~日米中等の規制(REACH系/RoHS系を中心に)~
 8月6日(金)10:00~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/03oneday_jp.html
【規制対応Ⅰ-3-1】EURoHSと中国RoHSに対応する技術文書の作り方
 8月20日(金)13:30~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/04RoHS.html
【実践Ⅰ-1】製品含有化学物質 -伝達情報の作成ノウハウ-
 8月27日(金)13:30~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/07dentatsu.html
【実践Ⅰ-2】もう迷わない!chemSHERPAで情報伝達
 8月11日(水)10:00~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/08dentatsu.html
【基礎講座Ⅱ】事業所の化学物質管理:国内法の理解と注意点
 7月26日(月)13:30~16:30
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/09kokunai-hou.html
【規制対応Ⅱ】事業所関連化学物質のリスク管理
 PartⅠ(リスクと法)7月13日(火)15:0016:30
 PartⅡ(リスク管理の方法論)8月4日(水)15:00~16:30
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/10jigyosho.html
【実践Ⅱ】担当者のためのSDS/GHSラベル作成の基礎
 Prat1(GHS分類・ラベル・SDSの基礎)8月3日(火)13:30~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/11sds-ghs.html
☆対面式の集合型セミナー
(新型コロナ対策につきましては【6.産環協からのお知らせ】をご覧ください。)
【基礎講座Ⅰ】製品中の化学物質を管理する基本的な考え方
東京:8月31日(火)13:30~17:00
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/01seihinchu.html

9月以降も多様なセミナーをご用意しています。詳細は【6.産環協からのお知らせ】をご参照ください。


【2. 目につく法規制、気になる審議会、省庁発表等】
〇令和3年6月9日に開催された水環境・土壌農薬部会(第2回)の配布資料が公開されました。議題は
(1)底層溶存酸素量に関する環境基準の類型指定について
(2)六価クロムに係る水質環境基準の見直しについて
(3)水質汚濁に係る生活環境の保全に関する環境基準の見直しについて
(4)総量規制基準に係る業種その他の区分及びその区分ごとの範囲について
等です。底層溶存酸素量について、対象水域は東京湾と琵琶湖とされています。また、水質汚濁に関わる6価クロムの環境基準については、従来の基準値 0.05mg/L を 0.02mg/L に見直すことが適当であるとされ、現時点での予定としては新基準の適用は令和4年4月1日見込みとされています。公共用水域3785地点での6価クロム新基準値案(0.02 mg/L)の超過状況は0%(令和元年)ですが、地下水2640地点での超過状況は0.04%(令和元年)とされています。

[筆者コメント]
 底層溶存酸素量について、東京湾と琵琶湖に流れ込む水系を利用されている工場では、今後の動向をウォッチする必要があるでしょう。JEMAIでも引き続きウォッチして参ります。

(本コメントはJEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                         宇佐美亮)


【3.官報ダイジェスト】
〇令和3年6月2日(号外 第122号)
法律第五十四号 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律地球温暖化対策の推進に関する法律(平成十年法律第百十七号)の一部を次のように改正する。
目次中「抑制等」を「量の削減等」に、「第六十八条」を「第六十九条」に改める。
第一条中「抑制等」を「量の削減等」に改める。
第二条第二項中「抑制並びに」を「量の削減並びに」に、「温室効果ガスの排出の抑制等」を「温室効果ガスの排出の量の削減等」に改める。


【4. 新連載:PFAS昔ばなし】
PFOS、PFOAに続いてPFASが規制されつつあります。この調子だとフッ素系化合物がほとんど使えなくなるかもしれません。何でこうなるのか、ここに至るいきさつを整理しておこうと思います。

(ご注意)
化学物質規制に限ったことではありませんが、Webに公開されている情報だけがこの世界の全てではありません。当事者しか知らないことが全体を方向付けている場合があることは、組織の中で働いたことのある方ならお分かりいただけるでしょう。とい
うより、世の中のことはほとんどがそうでしょう。書けることと書けないことはありますが、何がこの規制を動かしているのか、つまり働きかけるべき相手は誰なのか、また、何が狙いなのか、つまりどう働きかけるべきなのか、についてお考えいただければ幸いです。
刺されるまではこの連載を続けたいと思います。
1回で終わったりして。

[1. 事の起こり]
 直鎖のフッ素化合物PFCs(Polyfluoroalkyl chemicals)は1950年代から商業利用され、米国人のPFOS、PFOA、PFHxS(perfluorohexane sulfonic acid)、PFNA(perfluorononanoic acid)、その他フッ素化合物へのばく露が2003年ごろから報
告されています。
 米国のNHNE(National Health and Nutrition Examination、全国健康栄養調査)は、1999-2000年に採取した米国人の血清サンプル中のPFOA濃度は最大12ppt(1)、PFOS濃度は最大30pptと報告しています(2)。
 その後、2003-2004年に採取された2,094の血清サンプルについて分析したPFOS、PFOA、PFHxS(3)濃度は、1999-2000年の調査結果より低い値が得られ、これは2002年のPFOS生産中止によるものとされています(4)。
 つまり、文献だけがこの世界の全てだと考える人達にとっては、PFOSもPFOAもPFOA関連化合物も既にこの世にはなく、人と環境への影響は低減しつつあり、廃絶することに何の障害もない、と思ったとしても無理はないかもしれません。
 実例を一つ。PFOS廃絶をストックホルム条約に提案したKEMI(Swedish ChemicalsAgency)のProf.W*******は、UNEPのとあるワークショップでストックホルム条約への対象物質提案書式の記入方法を、自身が書いたPFOS廃絶提案書を例に、自信たっぷりに講義していました。その次のセッションで、私はPFOSの産業界での利用状況をプレゼンしてPFOS廃絶が2008年現在の社会システムに与え得る危険性を説明しました。プレゼン後に私はProf.W*******に感想を聞こうとしたのですが、Prof.W*******は”I have retired already.”と会話を拒絶しました。ついさっきまで自信たっぷりに講義していただろうと言いかけたら足早に去って行き、その後は私を避けていました。”You’ve been…”と切り出したのがまずかったか、と後で気がつきました。その後Prof.W*******はPOPRCに参加していません。
 POPRC3でも面白い話があったのですが、それはまた次の機会に。
 言うまでもないことですが、Prof. W*******を揶揄する意図はありません。彼は彼なりに自分の仕事で成果を積み上げてきたのだと思います。PFOS廃絶の提案も彼の重要な成果の一つになっていたであろうことは、PFOS廃絶提案書を講義していた彼の自信にあふれた様子を見ていればわかります。それらの成果によって、KEMIの所属で(本職はどこかの大学だそうですが)UNEPのワークショップで講師を務めるまでになったのでしょう。しかし廃絶を提案する前にPFOSの実態を調べるという地道な作業を怠ったことが、致命傷になりました。

 こういう内容になってしまうので、いずれどこかから刺されるかもしれません。誤解のないよう断っておきますが、人と環境に有害な化学物質を野放しにしろと言っているのではありません。本当に有害なのか?どう有害なのか?廃絶してもこの社会システムを維持できるのか?管理して使う方法はないのか?それだけです念のため。
 なお、便益を得るためにあるリスクを下げることによって、別のリスクが上がることをリスクトレードオフと言います。化学物質規制を考えるにはリスクトレードオフの概念が必須なのですが、リスクトレードオフについて正確に書くとかなりの分量になるので、残念ながら割愛します。正確に書けるほどの専門ではない、というのもありますが。御関心のある方は産総研が公開しているリスクトレードオフ評価書(5)を是非ご覧ください。
 来月はPFOAとPFOSについて、その規制に至るいきさつをお送りします。

(1) まさかとは思いますが念のため:pptはパワーポイントではなく、parts pertrillion、ppmの1000分の1のさらに1000分の1という濃度単位です。
(2) https://wwwn.cdc.gov/Nchs/Nhanes/1999-2000/SSPFC_A.htm
(3) PFHxS: perfluorohexane sulfonic acid
https://ehp.niehs.nih.gov/doi/full/10.1289/ehp.10598
(4) A.M. Calafat, et al, Environmental Health Perspectives, 2007
https://ehp.niehs.nih.gov/doi/full/10.1289/ehp.10598
(5) https://www.aist-riss.jp/assessment/12151/

(本稿はJEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                         宇佐美亮)


【5. 特集2:SDSの読み方(その2)】
[1 化学品及び会社情報]
 SDSの最初の項目です。ここにはSDSを提供した企業名と化学品の名称などが記載されます。多くのSDSには、化学品の推奨用途や使用上の制限が書かれています。推奨用途や使用上の制限は必須情報ではなく望ましい情報ですが、場合によってはユーザーにとって参考になる情報です。
 1ページ目に作成日と最新改訂日が書かれていますが、これも望ましい項目です。ただし、各ページに最新改訂日を書くことになっているので、事実上必須項目であり、実際ほとんどのSDSには書かれています。
 最新改訂日なんて何の役に立つのかとお思いでしょうが、そのSDSが現在の法に準拠しているかどうかがわかります。SDSは法に準拠した文書なので、法が改正されて記載項目が変わったら、法改正以前に作成されたSDSは法に準拠していないことになります。これはまずい。いえ法に罰則はないので法を無視しても実害はないのですが、法を無視した管理をするのですか御社は?ということになります。まずいですよね。まずくないですか?

[2 危険有害性の要約]
 GHSのピクトグラムが書かれていて、目立つ箇所です。
 ここには物理化学的危険性、健康有害性、環境有害性それぞれについて「区分1」とか「区分外」などと書かれています。
 安衛法はSDSについて第百一条第4項で「取り扱う各作業場の見やすい場所に常時掲示し、又は備え付けることその他の厚生労働省令で定める方法により、当該物を取り扱う労働者に周知させなければならない」ことを定めています。
 具体的には、作業場の見やすい場所に常時掲示し、又は備え付ける、労働者に書面を交付する、磁気テープ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に記録し、かつ、労働者が当該記録の内容を常時確認できる機器を設置する(現在ならPCかタブレットを作業場に設置する、でしょう)こと、と定められていますが、さてそれで伝えたいことが伝えたい人に伝わるでしょうか。
 自分が扱っている資材は「眼に対する重篤な損傷性が区分1である」と知ったところで、区分1の意味がわからなければ周知したことにはなりません。しかし、なまじ「掲示する」などと法に書かれているために、それ以上のことをするのは違法だと言い張る人もいます。または、掲示する以上の余計な仕事が増えるのを嫌う人もいます。無理もないですけどね。
 ですが事が起こってからでは遅いのです。なぜ周知する必要があるのか考えてください。扱っている資材の危険性を作業者に理解してもらって事故を未然に防ぐためです。そのためには、作業者に必要な情報を作業者にわかる言葉で伝えなければなりません。省令が定める方法だけでは伝わらないと思いますよ。法は最低限であって、やることはそれ以上にあるものです。

(本稿はJEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                         宇佐美亮)


【6. かていチャレンジ(2)】」
おまけにしては長いので連載記事にしました。
[このゲームの遊び方]お送りするリスクシナリオについて、最も高ハザードなプロセスを指摘してそのリスク対策を提示した人が勝ち。リスク対策が不適切だったらノーカウント。
なお、リスクシナリオは仮定のものであり、実在する個人・団体とは一切無関係です。
[家族構成]妻:40代、夫:40代後半、長女:10歳、愛犬:柴犬メス3歳
[初期条件]妻は化学科卒で食品メーカー研究所勤務、夫は経済学部卒で電機メーカー総務課勤務、長女は私立小学校4年生。柴犬の名前は「きなこ」。
[今日のリスクシナリオ]
(1) 初夏というのに庭の花が冬のまま。当然枯れている。汚名払拭のため夏の花に植え替えようと、夫は日曜日に一人でホームセンターに出かけた。
(2) 花のことは知らないが、マーケティングの一般論としてこの時期の売れ筋商品が並んでいるはず。売れ筋なら妻と長女の高評価を取れるぞ、と皮算用。
(3)プラスチック製植木鉢に入った涼しげな水色の花があった。イソトマというその花を2鉢手に取る。
(4) 売り場にいたスタッフに「これは根を切って分割して植えても大丈夫ですか」と聞くと、スタッフは奇妙な表情を浮かべて「根は切らない方がいいですよ」とアドバイス。スタッフの表情が気になったが、それならと4鉢購入。
(5) 玄関アプローチの土を掘り、イソトマ4鉢を定植。これはいけるぞとご満悦。
(6)長女は既にきなこの散歩を終えていたので、長女もきなこもイソトマがあることを知らない。妻はアイロンがけが忙しくて玄関を見ていない。明日驚かせてやろうとほくそ笑む夫。(以下はリスク対策対象外(exclusions))
翌朝、玄関を出た妻によりイソトマ発覚。イソトマの毒性を調べて即時撤去するよう妻に言われた夫はWebで検索し、イソトマにはアルカロイド系の毒があり、過去に小学校で児童が目の痛みを訴えたという報道を発見した。また、イソトマにはヒッポブロマという別名があり、語源は「馬が倒れる」だそうな。きなこは腹の具合が悪くなると庭の草を食べて整腸することがあるのを思い出した。イソトマの汁が付いた手で長女が眼をこすったら危険かもしれない。しくしくとうつむきながら全部抜いて処分した。花にもかわいそうなことをしたと、さらに罪悪感に押しつぶされていく。

[設問1]管理対象のハザードを一つ特定してください。(例:愛犬の健康、長女の健康、妻の機嫌、など)
[設問2](1)~(6)のプロセスを、設問1で特定したハザードについて高ハザード、低ハザード、対象外に分類してください。
[設問3]前問で指摘した最も高ハザードなプロセスについて、リスク対策を提示してください。
回答例は来月号で。

先月号のリスク対策の一例です。管理対象となるハザードと状況によってリスク対策は様々なので、あくまで一例です。
[管理対象]愛犬の命に関わることですが、ゲームなので長女の機嫌とします。
[ハザードの分類と顕在化するペリル]
・高ハザード:
(10):愛犬のチョコレート中毒発症により長女が泣く。
(2):愛犬がチョコレートを摂取する機会を作りその結果長女が泣く。
・低ハザード:
(1):長女の好みを無視したために長女が不機嫌になる。
(9):しょっぱくて硬いガトーショコラを長女に食べさせたため、長女が不機嫌にな
る。
・適用除外(exemptions):(3)、(6)
・対象外:その他残り

[最も高いハザードに対するリスク対策]
(10) どんなに欲しがっても、犬にチョコレートはダメ、絶対。ペットと暮らす人は、種によって代謝が違うことを念頭に、何が毒なのか普段から把握していなければいけません。欲しがっても貰えないと、普段から犬に教えておくことも大切です。
この項目は犬の生命に関わることですが、犬が健康なら長女もご機嫌、という観点から挙げています。
その他のプロセスに対するリスク対策はjemaiホームページで公開予定です。
https://www.jemai.or.jp/chemicals/MailMagagineBackNumber.html

(本稿はJEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                         宇佐美亮)


【6.産環協からのお知らせ】
◎令和3年度化学物質管理セミナーのご案内
今年度中の開催予定セミナーにつきましてご案内致します。
☆オンラインセミナー
(オンラインセミナーのツールはZoomを使用します。セキュリティに御不安をお持ちの方は、ZoomアプリケーションをインストールせずにWeb上で御視聴ください)
【基礎講座Ⅰ】製品中の化学物質を管理する基本的な考え方
Ⅰ-1:RoHS/REACH編 15:00(開講)~16:30(終了予定)(受付開始:14:45~)
 2022年1月18日(火)
 Ⅰ-2:社内運用、情報伝達編15:00‐16:30(90分)
 2021年7月20日(火)、2022年3月15日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/01seihinchu.html
製品含有化学物質管理とはなにか、管理するとはどういうことか、担当者が知っておかなければならないポイントを基礎知識から考え方に至るまでわかりやすく解説します。製品化学物質管理の基本を学びたい方全員が対象です。

【規制対応Ⅰ-1】1日丸ごと化学物質管理漬け~EUの法規制(REACH/RoHS/CLPを中心に)編~
10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
 2021年7月30日(金)、12月3日(金)、2022年3月2日(水)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/02oneday_eu.html
EUのRoHS指令とREACH規則を中心に、法規制の概要を説明するとともに、担当者が知るべきポイントや対応について解説します。セミナーの最後に質疑応答も行います。法規制情報の収集や製品の管理をされている方が対象です。

【規制対応Ⅰ-2】1日丸ごと化学物質管理漬け ~日米中等の規制(REACH系/RoHS系を中心に)~
 10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
 8月6日(金)、 12月17日(金)、2022年3月11日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/03oneday_jp.html
中国やアジアの規制(主にRoHS系/REACH系)を中心に概要を説明するとともに、EU以外の国や地域の動向や内容の違いも含めて解説します。セミナーの最後に質疑応答も行います。法規制情報の収集や製品の管理をされている方が対象です。

【規制対応Ⅰ-3-1】EURoHSと中国RoHSに対応する技術文書の作り方
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
8月20日(金)、12月21日(火)、2022年2月8日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/04RoHS.html
RoHS指令が要求するCEマーキング、中国RoHS(Ⅱ)管理規則の求める順法証明について技術文書の構成をわかりやすく解説します。

【規制対応Ⅰ-3-2】中国RoHS(Ⅱ)管理規則の求める順法証明について
 13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
 9月16日(木)、2022年2月1日(火)、2022年3月18日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/05chinaRoHS.html
中国RoHS(II)管理規則の求める合格評定制度を解説します。中国向けに製品を出荷している方、出荷を予定されている企業の方にお勧めです。

【管理体制Ⅰ】化学物質管理に対するチェックシート回答への近道 ~ガイドラインに則った化学物質管理の仕組みづくり~
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
9月3日(金)、2022年1月25日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/06hyouka.html化学物質管理は、自社のみでは担保出来ず、サプライチェーン全体での管理が必須です。その為、納入先から化学物質管理に関して、自社の管理体制の評価が求められています。でも、その内容をどのように記載すれば良いのか?自社の体制では不足しているのではと思っていませんか?ものづくりをしている企業であれば、何らかの社内ルールがありますので、その内容をどうチェックシートへ反映するか、また不足がちな内容を解説します。

【実践Ⅰ-1】製品含有化学物質 -伝達情報の作成ノウハウ-
 13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
 8月27日(金)、12月7日(火)、2022年2月18日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/07dentatsu.html
自社製品に含まれる化学物質について適切に情報を伝達するために準備すべきことや注意点等を解説します。実際に化学物質の情報伝達にかかわっている方やその管理者の方が対象です。

【実践Ⅰ-2】もう迷わない!chemSHERPAで情報伝達
 10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
 8月11日(水)、9月30日(木)、2022年2月2日(水)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/08dentatsu.html
chemSHERPA-AIデータを自ら作成する方はもちろん、社内や取引先へ指導する方向けのセミナーです。本セミナーで使用した各種資料は、参加者へ電子媒体で提供します。(研修人数限定、AI作成者向け)

【基礎講座Ⅱ】事業所の化学物質管理:国内法の理解と注意点
 13:30(開講)~16:30(終了予定)(受付開始:13:15~)
 7月26日(月)、9月1日(水)、2022年1月28日(金)、2022年3月1日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/09kokunai-hou.html
製造事業所内の化学物質管理は、労働者の安全と健康、作業場の安全、事業者による排出量管理、作業場周辺の環境保全等々、多岐に渡る法規制があります。このセミナーは、化学物質そのものを製造している会社の方は想定していません。川中、川下企業で事業所の化学物質管理における初歩を学びたい方が対象です。

【規制対応Ⅱ】事業所関連化学物質のリスク管理
 PartⅠ(リスクと法) 15:00(開講)~16:30(終了予定)(受付開始:14:45~)
 7月13日(火)、2022年1月21日(金)
 PartⅡ(リスク管理の方法論)15:00(開講)~16:30(終了予定)(受付開始:14:45~)
 8月4日(水)、2022年2月24日(木)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/10jigyosho.html
事業所の化学物質管理に限定し、事業所が対応すべき法規制の概要を解説するとともに、過去の事例を紹介しつつ、事故がどのようにして起こるのか、どうすれば防げたのか、SDSの見方や管理体制の面から紹介していきます。

【実践Ⅱ】担当者のためのSDS/GHSラベル作成の基礎
 Prat1(GHS分類・ラベル・SDSの基礎)13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
 8月3日(火)、2022年1月11日(火)
 Prat2(SDSの作成と管理)13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
 9月7日(火)、2022年2月22日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/11sds-ghs.html
GHS分類・ラベル・SDSの基礎、SDSの必要性や適用範囲、読み方、見方のポイントをわかりやすく説明します。これから、SDSをどのように扱っていけばよいか、取引先からのSDSを入手・管理される方にお勧めです。

オンラインセミナーは以下のような特徴があります。
・どこにいても、インターネットに繋がったパソコン、タブレット等があれば受講出来ます。
・内容、スタイルをオンラインセミナーに合わせて新しく構築。
・事前に電子テキストを送付。予習、質問の整理が出来ます。
・事前、事後に電子メールでご質問・ご相談を承ります。
詳細情報は、WEB上で確認ください。

☆対面式の集合型セミナー
セミナー開催にあたっては、講師のフェイスシールド着用、受講者の入場時の除菌、マスク着用のお願い、体調確認、会場のソーシャルディスタンスの確保、等々最善の注意を払います。御参加の皆様におかれましてもご理解ご協力をお願いいたします。

【基礎講座Ⅰ】製品中の化学物質を管理する基本的な考え方
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
東京:8月31日(火)、12月15日(水)
大阪: 10月28日(木)、2022年2月10日(木)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/01seihinchu.html
このセミナーは、初めて化学物質管理の担当になった方、取引先から管理体制について要求されている担当の方等、化学物質管理を始めたい方・見直したい方におすすめです。
化学物質管理の基本となる「規制対応」「管理体制」「情報伝達」をキーワードに、代表的な規制の基本解説、エンドユーザーが求める体制と各種情報の伝達方法について、担当者が悩むポイントを講師が過去の経験と今の業界スタンスに合わせて解説します。

【規制対応Ⅰ-1】1日丸ごと化学物質管理漬け ~EUの規制(REACH/RoHS/CLPを中心に)~
10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
東京:10月8日(金)
大阪:2022年2月3日(木)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/02oneday_eu.html
化学物質を規制する法規は世界的に増えてます。自社の管理対象物質を更新したり、関連する法規制の最新動向を確認することは大切です。このセミナーでは、EUのRoHS指令とREACH規則を中心に、法規制の概要を説明するとともに、担当者が知るべきポイントや対応について解説します。セミナーの最後に質疑応答も行います。法規制情報の収集や製品の管理をされている方が対象です。

【規制対応Ⅰ-2】1日丸ごと化学物質管理漬け ~日米中等の規制(REACH系/RoHS系
を中心に)~
10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
東京:10月7日(木)
大阪:2022年2月4日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/03oneday_jp.html
化学物質を規制する法規は世界的に増えてます。自社の管理対象物質を更新したり、関連する法規制の最新動向を確認することは大切です。このセミナーでは、最近注目されている中国やアジアの規制(主にRoHS系/REACH系)を中心に概要を説明するとともに、EU以外の国や地域の動向や内容の違いも含めて解説します。セミナーの最後に質疑応答も行います。法規制情報の収集や製品の管理をされている方が対象です。

【規制対応Ⅰ-3-1】EURoHSと中国RoHSに対応する技術文書の作り方
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
大阪:11月11日(水)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/04RoHS.html
RoHS(II)指令は、第7条(生産者の義務)で、順法確認をCEマーキングで要求しています。この順法確認は、仕組みで保証することも求めています。順法保証の仕組みは、ISO 9001などのマネジメントシステムにRoHS指令の要求を統合した仕組みで、これがCAS(Compliance Assurance System)といわれるものです。CASは、2006年の“EU RoHS Enforcement Authorities Informal Network”による“RoHS Enforcement Guidance Document”(RoHS施行ガイダンス文書)に、その概要が解説されています。
本セミナーでは、CASのひな型と技術文書(TD)のひな型を見本として、簡単な製品情報の書き直しをする演習を行います。演習はグループで討議をしながら進めていただきますので、他社の考え方などが学べる機会となります。

【規制対応Ⅰ-3-2】中国RoHS(Ⅱ)管理規則の求める順法証明について
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
大阪:11月12日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/05chinaRoHS.html
中国RoHS(II)管理規則の「制限使用製品目録」の第1次リスト(12品目)が2018年3月に告示され、2019年11月に施行されました。中国RoHS(II)管理規則は、部門規章であり、上位法や関連法が多く、さらに国家及び業界標準を多く引用しています。本講座では、中国RoHS(II)管理規則の求める合格評定制度を解説します。中国向けに製品を出荷している方、出荷を予定されている企業の方にお勧めです。

【管理体制Ⅰ】化学物質管理に対するチェックシート回答への近道~ガイドラインに則った化学物質管理の仕組みづくり~
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
東京:11月18日(木)
大阪:11月24日(水)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/06hyouka.html
化学物質管理は、自社のみでは担保出来ず、サプライチェーン全体での管理が必須です。その為、納入先から化学物質管理に関して、自社の管理体制の評価が求められています。でも、その内容をどのように記載すれば良いのか?自社の体制では不足しているのではと思っていませんか?ものづくりをしている企業であれば、何らかの社内ルールがありますので、その内容をどうチェックシートへ反映するか、また不足がちな内容を解説します。
内部監査員や取引先の監査や指導を行う方々にも役立つ内容で、「自社の管理体制を見直したい」、「より適切な製品含有化学物質管理のための内部監査員を教育したい」、『取引先の評価・指導』と考えている企業の方にお勧めです。

【実践Ⅰ-1】製品含有化学物質 -伝達情報の作成ノウハウ-
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
東京:9月28日(火)
大阪:10月29日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/07dentatsu.html
製品含有化学物質の管理においては、情報を如何に顧客に流すかということは一つの重要な課題です。自社製品に含まれる化学物質について適切に情報を伝達するために準備すべきことや注意点等を解説します。実際に化学物質の情報伝達にかかわっている方やその管理者の方が対象です。

【実践Ⅰ-2】もう迷わない!chemSHERPAで情報伝達
10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
東京:12月9日(木)
大阪:2022年3月8日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/08dentatsu.html
chemSHERPA-AIデータを自ら作成する方はもちろん、社内や取引先へ指導する方向けのセミナーです。実際の成形品の製品例を通してchemSHERPA-AI作成の実習を行います。実際に作成する際の注意すべき点や、Ver.2になったことに対する対応なども学習します。
※本セミナーで使用した各種資料は、参加者へ電子媒体で提供します。
※セミナーにはPC持参が必須になります。

【基礎講座Ⅱ】事業所の化学物質管理:国内法の理解と注意点
13:30(開講)~16:30(終了予定)(受付開始:13:15~)
東京:10月20日(水)
大阪:11月26日(金)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/09kokunai-hou.html
製造事業所内の化学物質管理は、労働者の安全と健康、作業場の安全、事業者による排出量管理、作業場周辺の環境保全等々、多岐に渡る法規制があります。それぞれの特徴を正しく理解し、自社の化学物質管理に役立てて下さい。このセミナーは、化学物質そのものを製造している会社の方は想定していません。川中、川下企業で事業所の化学物質管理における初歩を学びたい方が対象です。

【規制対応Ⅱ】事業所関連化学物質のリスク管理
13:30(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:13:15~)
大阪:10月26日(火)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/10jigyosho.html
このセミナーでは、事業所の化学物質管理に限定し、事業所が対応すべき法規制の概要を解説するとともに、過去の事例を紹介しつつ、事故がどのようにして起こるのか、どうすれば防げたのか、SDSの見方や管理体制の面から紹介していきます。

【実践Ⅱ】担当者のためのSDS/GHSラベル作成の基礎
10:00(開講)~17:00(終了予定)(受付開始:9:45~)
東京:11月5日(金)
大阪:12月1日(木)
http://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals/11sds-ghs.html
最近、化学関係会社はもちろん、商社、建設、輸送、電気電子、機械、自動車、医療機器など多くの企業で、かつ企業規模にかかわらず、GHSに基づくラベル、SDSに関する理解が不可欠となっています。このセミナーでは、大手化学メーカーにて実践経験の豊富な講師が、日本の例を中心に解説。また、GHSの採用版数が国ごとに異なりますので、留意する点についても説明します。

☆個社のニーズに合わせた化学物質管理セミナー
個社対応のオンラインセミナーです。部や課など組織内のレベルアップや組織内意思統一などに最適です。セミナーの内容は集合セミナーで実施しているものはもちろん、必要な内容を組み合わせたセミナーも可能です。
例えば;業務の新人に対して、製品化学物質管理の基礎と、事業所化学物質管理の基礎を一度に行いたい、などのニーズにお応えします。
https://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals.html#3

新たに担当になったので基礎から知りたい、顧客からの要求を正しく理解して適切に対応したい、社内の業務をムリなくムダなくムラなく進めたい、等、様々なニーズに対応するセミナーを御用意しています。
以下のURLからお申込みいただけます。皆様の御参加をお待ちしています。
https://www.e-jemai.jp/seminar/chemicals.html#1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎安衛法リスクアセスメント WEBコンテンツ

コンプリートキット「実践 リスクアセスメント」
~最小の手間で最大の効果!リスクアセスメントのキモをお教えします~

内容が難しく、どこまでやればいいかわからないリスクアセスメント。でも、ポイントを押さえれば、最小の労力で、労基署立ち入りや労働者が納得する結果を出すことができます。本コンプリートキットは、延べ参加者総数1000名以上、顧客満足度90%以上のリスクアセスメント実践セミナーで使っている教材です。

リスクアセスメント情報サイトをリニューアルしました。
簡単で精度の高いリスクアセスメントができる日本語リスクアセスメントツール「
TRA_Link ver.4.4最新版」のデモ版を無料でお送りしています。

詳細・お申込みはこちら
http://www.jemai.or.jp/chemicals/rouan.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎CATCHER(化学物質管理のための情報提供サービス)
1.【速報!!メール通知サービス】:国内外の化学物質管理規制をほぼリアルタイムでキャッチし、規制の中身を含めて日本語化して1週間以内に情報提供致します。
2.【お悩みメール相談】:御社の化学物質管理に関する様々な悩みや課題に対して、回数に上限(月1件まで)はありますがメールでお答えします(一般的な内容に限ります)。
3.【管理体制の健康診断】:エンドユーザー側の視点から化学物質管理体制をチェックします。
4.【各種割引】:各種セミナー、講師派遣、コンサルティングの割引サービスもあります。

これだけの内容で1年間の登録料金30,000円と、お値打ち価格でのご提供です。
さらにさらに!JEMAI会員企業様には1年間なんと10,000円!いちまんえんです!
化学物質管理の支援をお探しの皆様、どうぞお見逃しなく。

詳細・お申込みはこちら
http://www.jemai.or.jp/chemicals/CATCHER/intro.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎化学物質の欧州担当者、必読!欧州SDS作成のバイブル、日本語訳発行しました!

2020年12月16日に公表されたECHAのSDS編纂ガイダンス(第4.0版) の翻訳書が発刊されました。
<翻訳資料集>ECHAによるSDS編纂ガイダンス  山本 毅著 情報機構 2021年5月Guidance on the compilation of safety data sheets Ver4.0 和訳書籍版 / PDF(CD-ROM)版
https://johokiko.co.jp/publishing/BC210501.php

化学物質管理が国際的に進展し、SDSに関する法規も強化されるなど、「正しい」SDSを、迅速かつ確実に作成し、提供する必要性がますます高まっています。
この度、JEMAIの職員である山本が翻訳・執筆した、「ECHAによるSDS編纂ガイダンス」(Guidance on the compilation of safety data sheets Ver.4.0) が、株式会社情報機構から刊行されましたのでご案内いたします。
本書の購入者の方々には、読者専用Webサイト(PWでログイン)にて、本書に関わる参考情報(本書で引用されている文献のURLのPDFでの提供、関連の官報の全文翻訳等)が提供されます。

JEMAIでは、山本をはじめ、SDS作成、各国法令対応の実務経験豊富な専門家が、企業における実務担当者が直面する課題解決に向け、ご相談に対応していますので、お気軽にご連絡ください。御相談・御連絡は以下URLからどうぞ。
https://www.jemai.or.jp/chemicals/chemicalmanagement.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎おまけ:材料科学検定
かていチャレンジは長すぎておまけには不向きだと考え直して材料科学検定ってのを作りました。
筆者は元々材料屋で、前の会社で研究所から本社環境管理部門に移ってしばらくはRoHSやら化審法やらBPRやら化管法やら水濁法やらVOCなんぞの化学物質管理を一人で担当し、一時期は廃掃法もやっていました。一人でできる訳がないことがお分かりの
方は、実務をよく知っている方ですね。普通は無理ですが、やり方があるんですよ。それはともかく、そんな訳で材料ネタは、いわば本職です。
詳しいことや実機レベルのことは書けないので、飲み屋で知識をひけらかして嫌われる程度のネタしかお送りできませんがご容赦ください。

問:難燃剤の説明で正しいのはどれでしょうか。
(1) 燃焼反応を維持するラジカルにハロゲンが結合してラジカルを除去することによって、燃焼反応が持続しないようにする機能を持つ。
(2) 可燃物を泡や二酸化炭素などで覆って酸素が供給されないようにすることで燃焼を止める。
(3) 生薬や薬剤で胃酸を弱めたり胃の粘膜血流を増やすことで胃の働きを修復する。

答え:(1)
燃焼も化学反応です。可燃物(燃えるもの)と支燃物(酸素などモノが燃えるようにするもの)が結びつく連鎖反応が、「物が燃える」現象の正体です。高温下でラジカルという反応性の高い化学種が生じて次々とラジカルを生成し続けることで燃焼反応が持続します(すなわち、燃えます)。ハロゲンはラジカルを補足(トラップという)することで連鎖反応を起こさせない、つまり燃えにくくする作用があります。
(2) 可燃物を泡や二酸化炭素または水などで覆って酸素を遮断することで燃焼を止めます。これは燃焼反応が起こってから止める作用なので火を消す、つまり消火剤といいます。
(3) はいすいません消化剤ですごめんなさい。

(JEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                     宇佐美亮)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7.編集後記】
早く新型コロナのワクチンを打って集団免疫の一端を担いたいのですが、自治体から
の接種券が届いていない(6/18現在)ので予約ができません。困ったもんだと机の上
を見ると、マイナンバーカード交付申請書なるものが乗っている。あれ?マイナン
バー?って何のために作られたんだっけ?結構な税金を投入してシステムを構築した
のではなかったか。行政サービスを一元化してムダを削減するために税金と時間を投
入したのではなかったか。
一納税者の率直な感想ですが、間違っているんでしょうか。ワクチン接種に関してマイナンバーのことに触れてはいけないんでしょうか。私が何か勘違いしているのかな?

(JEMAIの見解ではありません。筆者の個人的な著述です。
                      宇佐美亮)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆個人情報の管理について
個人情報の管理に関しましては、一般社団法人産業環境管理協会個人情報保護方針に則り適切に管理してまいります。
当協会の個人情報保護方針および個人情報保護方針に基づく公表事項につきまして
は、それぞれ以下の当協会Webページをご覧下さい。
http://www.jemai.or.jp/global/privacy/index.html
http://www.jemai.or.jp/global/privacy/publication.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆配信停止や配信先の変更
 配信先変更・停止、ご意見等はchemicals@jemai.or.jpまでお願いします。
 配信元:一般社団法人産業環境管理協会 国際化学物質管理支援センター
  http://www.jemai.or.jp/chemicals/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

bottom of page